リアルなウルク

前回の続きとなります。

これこそが、ウルクですのでお間違いないように!!何故かこの河のアークアータスタイプは、ウルクとなってます。大きくならないようですが、それは今後の飼育経過で、答えが出ると思います。要は、今のところ大きくならないタイプのスーパー・アークと言う感じですかね。これに混じるのが、ニュー・エヴェリナエタイプのcf・ウルクとなるようです。そんな成り立ちからふと思った事があります。

プルス産とされるニュー・エヴェリナエです。

以前もブログに書きましたが、ニュー・エヴェリナエで買った5匹のうち4匹は、ニュー・エヴェリナエではなく、アークアータスになってしまいました。

更に大きく育つとスーパー・アークアータス級となり、アーチラインも太く背鰭棘条も黒いです。これって、リアル・ウルクにそっくりなんです!何が言いたいかと言いますと、小さい頃は、体高が低くてニュー・エヴェリナエに見えるのですが、それは成長過程の体型であって、大きくなるに連れて、アークアータス体型になってしまうのです。ニュー・エヴェリナエのままの体型を維持して大きくなる個体こそが、ニュー・エヴェリナエであって、何故体型が小さい時のままなのかが不思議です。やはりハイブリッドなのでしょうか?この現象から察するに、リアル・ウルクも、小さい時は、ニュー・エヴェリナエのような体型ですが、アーチラインがくっきりした見た目なのではないでしょうかね?そうだとした場合、アークアータスとは体型が違うように見えてしまうので、別種と捉え、ウルクと名が付いてしまったのか?なんて想像してしまうのです。こんな想像を巡らせる事が出来るコリドラスの仲間って、本当に深くて面白いのです。極端な言い方をすれば、リオ・ウルクに限らずこの周辺には、似たような地域変異が多数生息して居るのだと思われます。

https://www.scotcat.com/callichthyidae/c_urucu1.htm

コリドラス・ウルクのリンクです。

https://www.aquariumglaser.de/en/10-catfishes/corydoras-cf-urucu-2/

コリドラス・cf・ウルクのリンクです。

海外サイトでは、正確に書かれていますね。これを見れば日本での販売名が間違っているのは一目瞭然です。一般店ならともかく専門店は良く調べるべきですね。卸さんが言うからそうだと言って逃げるのがショップさん側の言い訳になってしまうので、卸さんがしっかり調べれば、日本が恥晒しにならないんですけどね。

アスピ2種

アルデバランで入荷のこのアスピドラスですが、昔にも見た事があるんです。以前の入荷時の名前は、チェッカー・アルトアラグアイアでした。更にその前は、ドラゴンレオパードでした。アルデバランは、また別種なのか?なんて思ったのですが、調べてみると、アルデバランと学名が付いたようです。これも調べてみて答えに辿り着きました。ウルクもしっかり調べれば、間違いを回避出来たと思う訳です。話しが戻りますが、ドラゴンレオパードやチェッカー・アルトアラグアイアは、飼育が非常に難しい種類ですので、今回の個体も長く生かせられるか心配になりますが、今のところそんな兆候は出てませんが、ある日突然調子崩すかもです。怖いけど長期飼育を叶えたいので、頑張って飼育してみます。

グアラミアンガと言う格好良い響きですが、見た目もスーパー・バイヤニーニョみたいに黒っぽくて格好良いです!やたら素早く泳ぎ回りますので、それに見合った体型なのでしょうね。

読んで頂きありがとうございます。次回の更新は、9月23日となります。

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