アルト・シングーとして売られていた薄っすらシミ模様のある黄色いコリドラス。3匹しか入荷していないらしく、数的には激レアな存在です。しかしながら、地味系は人気がなく、マニアしか反応を示さない為、激レアでも手に入り易いのが、ここ数年の傾向です。やはり、コリドラス集めする愛好家が10年以上前よりもかなり減ってしまったからなのでしょうかね?初入荷時は、高価であっても、後に大量に入荷し、周りに同調せず、安くしてしまうのが、ここ数年の傾向です。そんな事もあり、初入荷時には、敢えて買わないで、安くなるのを待つなんて技を繰り出すのかも知れません。実際、支配人もその辺は、考えてから判断してます。値下がりは、ブリーダーにとっても、F1個体の売値に影響しますので、思惑通り行かなくなるのは、精神的ダメージもそれなりにあるのではないでしょうか?相場と言う物は、多少の変化はあっても、やはり、安定しているべきであると思います。愛好家が減った要因には、暴落が影響してるようにも感じます。安く出来るなら、最初から安く出来るはずですが、出来ないには訳があるはずです。売る側も儲けがないとやって行けませんので、それを度外視しているのだとしたら、この先、この業界は衰退して行くのではないですかね?高いから安くなるのを待つ、売れないから安くしちゃおう、の我慢比べしてようにも見えて、支配人には滑稽です。安いに越した事はありませんが、高い物を値切って買う方法が昔のやり方でした。値切りは気持ちの良い物で、優越感もあります。値切りを利かせる為には、義理人情も絡んで来ますので、その辺のやり方は、昭和生まれの方に聞けば分かるはずです。アルト・シングーに関しては、二度と来ない気もしますし、値下がりとは無縁の存在なのかも知れませんね。