ワイルド編
左はブロデビ、右はテニエンテ、どちらもコリコレミュージアムでの飼育難易度は★5個です。
ロングノーズ・アッシャー/デサナは、来月には、導入して1年が経とうとしています。同じく飼育難易度は★5個としています。長期飼育は、一応成功したと言えます。
しかしながら、写真のように馴染んでしまえば、意外と普通に飼えるんじゃないっ思えてしまいます。要するに、水槽環境に馴染んでくれれば、飼育難易度は関係なくなる訳ですね。入荷時の状態の良し悪し等、水槽導入後、個体が水槽環境に馴染めるか馴染めないかで、飼育難易度の度合い(第一印象)は違ってきますね。ですが、飼育難易度が高い種類は、出来るだけ馴染み易い環境を提供する方が良いのは当然ですので、上記の個体達では、ソイルでの飼育が無難だと思います。そして、馴染んで以降は、ソイルの効能は、あまり意識する必要はなさそうです。その証拠に、写真の青ぶるソイルのフミン酸の効能は失われてます。あくまでも支配人的な観点ですので、考え方はそれぞれあるとは思いますが…
ブリード編
前回の続きとなります。一部敢えて種名、品名は伏せさせて頂きますが、わかる人にはわかるはずです。
稚魚達です。ほとんど死ぬ事なくスクスク育っています。こちらは打ち止めしたいところですので、いずれ採卵しないようにします。
かなり減った稚魚達です。4/21の時点では、継続的にポツポツ死んでいました。コリドラスAと同じ設備なのですが、違いと言えば底床です。何故に死ぬのか未だに不明です。餌が合わないのか、水が合わないのか、底床が合わないのか…とにかく水を綺麗に保つ事に注力して、サテライトに何でも吸い込むあの商品を入れてみました。すると、4/23以降、死亡が止まったように思われますが、もう少し検証は必要だと思いますので、減った分を補う為に4/24に、もう一度産んで貰う予定で、今朝(4/23)産卵誘発させました。
4/24、予定通り産卵してました。再度、死亡率低下の実験を試みます。失敗は成功の元ですので、徐々に答えに辿りつつあります。
コルレア稚魚に関しては、汚れたサテライト環境でも、たくましく育って行きます。一見デリケートそうな種類に思ってしまいますが、稚魚の育成は楽な方だと感じております。継続して産卵するモードになっていますが、♂パワーが足りないので、♂パワーをプラスします。
4/23、♂パワー不足なのに、大量に産卵していました。きっと殆ど無精卵だと思います。
4/24、採卵したところ、以前よりは有精卵が増えてるように見えます。琥珀色から更に選りすぐり、サテライトへ移しました。
デッケリィが、孵化までのプロセス、稚魚から幼魚までのプロセスに於いては、支配人的には最も育成が楽な種類と感じております。継続して産卵するモードになっていますので、出来る限りブリードして行きます。
まとめ
ワイルド成魚では、飼育難易度が低いコリドラスA、コリドラスB、コルレア、デッケリィですが、コリドラスBのブリードに限っては、ブリード難易度★5個となってます。それ以外では★1ないし2個です。単にコリドラスと言っても、種類によりそれぞれのブリードでは、技法を選ばないとならないので、難しい事もありますが、腕磨きになりますので、これからも研究して行こうと思います。コリドラスAとコリドラスB、難易度の違いから、似てるけど、やはり違う種類で間違いなさそうです。
データリスト上の飼育難易度は、あくまでも初心者向けの目安なので、上級者には、あまり当てにならないかも知れません。
読んで頂きありがとうございます。次回の更新は、5月2日となります。