初入荷時の販売名は、ロングノーズ・カレラでした。でも、なんかいつもと違うような…

ロングノーズ・カレラと言えば、ご覧の写真のようなコリドラスです。ライン状の太めの3本ラインであり、ラインの色合いもやや淡くぼやけた感じの表現が基本です。

次に、ほぼ同じ容姿のロングノーズが入荷しました。販売名は、ロングノーズ・ビファシアータスでした。高過ぎて買えないと言うか、先にほぼ同じ容姿で、お買い得な個体群が入荷してますので、買うのは当然無理な為、写真はありません。ビファシアータスのロングノーズ対応種だとしたら、高価であっても仕方ないところですが、初入荷のロングノーズ・カレラと何処が違うのかさっぱりわかりません!!産地が違うのでしょうか??ビファシアータスとするには、ラインの太さや肩口の黒斑表現が不明瞭で、少し無理があるように感じます。ついでに言わせて頂くと、ロングが居るならとっくの昔に入荷してても不思議ではありません。何故に今頃なのでしょうか?ロングだけ別の地域に居るでは、頷けるはずもありません。

そして、いずれ手に入るだろうと気長に待って、やっと手に入れたのがこの個体達です。販売名は、cf・ロングノーズ・オルナータスです。何故この販売名かと言えば、オルナータスと混生していて、両方が採取される為です。そして、最初の写真のロングノーズ・カレラと比べてみると、ラインの位置が違う為、ロングノーズ・カレラとも違う種類だと思われます。ですが、今回初入荷したロングノーズ・カレラとは、ほぼ同じです。

こちら2匹は、過去に入荷した激レアな存在であるロングノーズ・オルナータスです。今回手に入れた個体と比べてみると、違いと言えば、腹部にもラインがある事です。cf・ロングノーズ・オルナータスも同じく3本ラインですが、位置が違ってます。この関係性は、ビファシアータスのホロタイプとパラタイプの関係性に通ずるところがありますので、勝手な推測ですが、今回のcf・ロングノーズ・オルナータスは、ロングノーズ・オルナータスのパラタイプなのかも知れませんね??

ロングノーズ・カレラ、ロングノーズ・ビファシアータス、cf・ロングノーズ・オルナータスと、販売名が3つもある訳ですが、先に述べた通りオルナータスと混生してる事と、ロングノーズ・オルナータスとラインの位置が違えど一番似ている事を踏まえると、cf・ロングノーズ・オルナータスと命名するのが、一番相応しいですし、説得力もあります。cfが付かないロングノーズ・オルナータスは、とっても高価だったのですが、今回は、cfが付いてる事で、とてもお買い得でした!それにしても、ロングノーズ・ビファシアータスは、何故にあんなに高価な値段設定なのでしょうか?先に入荷したロングノーズ・カレラの存在を知らなかったのでしょうか?ロングノーズ・カレラだとしても、お買い得な値段設定でしたね。本来の半値ですから、正に価格が破壊された印象です。本来であるならば、cf・ロングノーズ・オルナータスで統一されるべきであり、統一されてれば、過去のロングノーズ・オルナータスを尊重し、5万円位の販売価格が妥当なのかな?なんて思いもしましたが、色々と紆余曲折あった訳ですから、想像以上に安価な販売価格を打ち出してくれた業者様には、大変感謝しております。しかしながら…強いて言えば、どんな事にも言えるとは思いますが『焦りは禁物」です。自然界には沢山居るのです。自ら捕獲に旅立ち、連れて来たコリドラスとは、意味合いが違うのです。何が言いたいかは、言わなくてもわかりますよね?

読んで頂きありがとうございます。次回の更新は、12月19日となります。

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